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騒音問題〜現場のレポート〜



 ケース1: 工場拡張のための建築申請
一つは自動車修理工場の拡張申請のためでした。もうひとつは別の工場の拡張申請です。

 いずれも隣地境界における騒音値を測るもので、現在問題になっているという類のものではないため実測値を出しましたが、道路沿いに工場があり、道路の車両通行騒音が激しく、基準値を越えていました。
 つまり暗騒音値がすでに基準を越えているため、それより低い音とは言いながらも証明することが難しいため、
調査結果報告書欄に正直に書くしかありませんでした。





 ケース2: 工場移転した後の確認申請
ある電子部品工場の移転に伴う確認申請のための騒音測定です。
測定は旧工場と移転後の新工場の隣地境界で行いました。

 いずれも隣地境界における騒音測定でしたが、問題は昼となく夜となく蝉の声が酷く、それだけで60dBを越えていたため、蝉のいない冬に再測定をしてようやくOKとなりました。

 こうした不可抗力とでも言える条件の中では仕方ないですよね。





 ケース3: 隣地にある工場からの騒音
ある電子部品工場からの騒音が前から気にはなっていたものの、さて苦情を言うべきか言わざるべきか迷っておられました。測定はその方と工場の境で行われました。

 隣地境界における騒音測定でしたが、問題は親と同居するに当たって一日中家にいる親のことを考えると適切な防音工事をしたいという要望があったため、防音材選定の際に役立つようなデータ取りをしました。

 周波数分析を行った結果、騒音の特徴も捉えることができました。





 ケース4: 隣地にできた工場からの騒音
ある日突然に自動車解体工場ができて、朝8時から夕方6時まで凄まじい音がします。
騒音源はいくつかあって、車の解体前準備段階としての移動、部品の取り外し、エンジン、タイヤ外し、圧縮機稼働音、それとラジオからはひっきりなしの音楽です。

 隣地境界における騒音測定で、レベルレコーダーに記録を取り検証しました。
結果は80dBを越えたもの1回、79.5dBが1回、70dBを越すもの無数、60dBはもう数え切れないほどでした。

これを元に調停か訴訟に入る手続きをします。





 ケース5: 事業所隣地からの苦情対策
ある鍍金工場からの依頼で、自社の事業所が行う工場稼働による騒音発生について近隣からクレームがあり、どの地点でどれくらいの騒音値があるのかを認識しておくための調査でした。

 隣地境界における騒音測定で、レベルレコーダーに記録を取り検証しました。
結果は、夜の時刻の騒音値を上回っているため改善することになりました。

 このように、騒音発生側からと騒音問題を抱えた相手先の双方から依頼が来るのが当社の特徴です。





 ケース6: 新築テナントビル調査
新築物件では竣工図書として騒音値を測定することと定められています。
測定は主に夜間、午後8時頃が多いです。
隣地境界における騒音値、暗騒音値、機械室内と両隣、周波数分析を行うのが一般的です。

 いずれも隣地境界における騒音値を測るもので、騒音の発生源から東西南北線上の隣地境界で測定するものです。現在問題になっているという類のものではないため機械を運転して実測値を出し、止めて暗騒音を測ります。
騒音源としては屋上の冷却塔、室外機、チラー等です。

 住宅地にある場合は、夜の騒音基準値が低いため防音壁で囲う必要がある場合もあります。





 ケース7: 新築斎場での騒音測定
元々静かな地域に建てられた施設ですので、周りの環境にも気を遣っています。
建物内部でも火葬棟と待合い棟、斎場棟で測定するのが一般的です。

 いずれも隣地境界における騒音測定でしたが、問題は手直し工事が突貫でやっているため騒音が絶えず、
話し合いによって何時から何時までは仕事休んで騒音測定タイムとしました。

 こうした作業条件の中では事前の準備が欠かせません。





 ケース8: 新築公共施設、図書館
図書館では静寂性が求められる。NC値でいくと40程度だろうか。40dBとは違う。
C-modeで周波数分析を行い、データをグラフにプロットして求める。

 図書館も閲覧室と書庫とあり、書庫も開架書庫とそうでない書庫がある。我々が普段見るのは開架書庫である。
問題は、その静寂がいつまで持つかである。

 測定を開始してから、近くの車両通行音や誰かが戸を閉める音、咳、足音、鳥の声などいろんな外乱が聞こえてくる。辛抱の末やっとデータが取れたが、このような事態を把握して事前にスケジュールを組むのも必要かも知れません。また、常日頃、音は意外にたくさんあるのだということを知る機会でもあります。





 ケース9: 新築マンション共用部
新築マンションでは騒音の発生源は限られている。

   1. 共用部のエアコン室外機
   2. 共用部の24時間換気装置(排風ファン)
   3. 受水槽、給水ポンプなどである。

 参考値として機械室内で測定するが、隣地境界での基準値を守っていれば一応は適法と見なされる。

 やっかいなのは住民からのクレームである。どこかからか音がすると言った類でこれは難しい。
案外簡単に片付くものもあるが、分からない場合はどうしても分からない。





 ケース10: 新築手術室の騒音測定
手術室での騒音はクリーンルーム仕様になっているため空調関連の騒音である。
部屋全体にシャーという吹き出し音がある。室の中央には手術台があるのでそこを中心に数カ所を測る。

 隣地境界における騒音測定とは関係なく、手術室内部での騒音測定です。
たまにうるさいときはダンパーをいじったりもしますが、下手にいじると風切り音となって余計に騒音が聞こえます。
 依頼があれば、当社はそういった設備の調整・調査も行います。設備調査は別料金ですが(測定調査に使用する機材が異なるため)、騒音に関する相談はもちろん騒音測定に含まれます。



料金について
見積依頼はこちらをクリックしてください。(問い合わせフォームが開きます)      

  項 目   価 格
相談・コンサルティング料金 ¥80,000 + 交通費 + 消費税
測定基本料金 ¥78,000(4箇所計2時間まで)
+法定福利厚生費15%
測定料金別途(A-mode, C-mode, 周波数分析, 記録計応相談)
「レベルレコーダ」(記録計)使用の場合は¥40,000となります。

■ 訴訟をしなくて済む第三者的業務を始めました。¥108,000〜



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