水道管のサビ・赤水対策 近代水道120年
当時の横浜は、横浜港開発後、多くの人が集まり住むようになったが、海を埋め立てて造った土地なので、井戸を掘っても水には塩分が含まれ、飲料水に適さなかった。このことが原因で、良質の水を確保するため、鉄管などを使用した近代水道をいち早く導入したといわれている。 そして今年、近代水道創設120周年記念事業が行なわれている。記念事業は、導入路に水道の歴史を刻んだ案内板の設置や、水道局菊名庁舎「菊名ウォータープラザ」のオープン、水質試験室の見学、記念講演会の開催などさまざまなイベントが実施されている。この近代水道120年を機に、家庭の水道を見直したい。
水道管を長期間使用していると水道管内部が劣化してくる。水道管に腐食が始まると、水が濁ったり、サビが発生したり、赤水が出たりする。 そういう場合は、専門の業者に相談して、サビ・赤水対策を検討する必要がある。専門の業者は、水道管にこびりついたサビや水あか、ヌメリなどを、高周波洗浄やオゾン洗浄等で除去し、水道管を延命し、水質改善に努めてくれる。
安全で安心、快適な生活を送るためにも、水は大切。おいしい水とともに、毎日明るく元気に過ごしたいものだ。
(2007年10月12日 産経新聞) |