ケース2 狛江の住宅地におけるエネファーム問題 騒音源は、東京ガスが推進している給湯発電同時型ユニットエネファームの騒音についてである。 引越してきたばかりの時に、裏の隣家から大きな音がするのに驚いた。 みて見ると、エネファームとパナソニックの蓄電池、及び給湯器ユニットが1セットとなっている機器であった。 この機器の性質として、常にガスが供給され、ガスタービンを回し、電気を供給すると共に給湯を行う。 また、給湯のバックアップとして、給湯器が別についている。 給湯器は、3分おきに『ブワッ!ブワブワッ!』という音を出して発停をくりかえしている。 その騒音にいたたまれず隣家に申し入れた所、東京ガスの技術員がやってきて22時以降はガスを止める設定とした。 しかし、それでもうるさいので当社に声がかかった。 調査は打ち合わせによってその場で調査計画が立てられ、測定を開始したのが20時であった。 22時までは相変わらず騒音が観測された。 そして22時を過ぎるとガスの供給が止まり、ガスタービンの運転は停止したかと思われた。 しかし、タービンは冷機運転を行っており、22時半まではうるさい状態が続いた。 さらに給湯器の方は3分毎の発停をくりかえしており、その騒音は受忍限度を超えるものであった。 23時頃になると、ようやく静かになったと思われたが、今度は24時間換気のファンの音が検出された。 ユネット・騒音問題事件簿 [ ケース1 津田騒音問題 ] [ ケース2 狛江の住宅地におけるエネファーム問題 ] [ ケース3 立川の騒音問題 ] [ ケース4 川崎騒音問題 ] [ ケース5 芦花公園自動扉の騒音 ] [ ケース6 メッキ工場の騒音 ] [ ケース7 甲州街道の騒音 ] [ ケース8 江戸川のマンションの騒音 ] [ ケース9 西新宿のコインパーキングの騒音 ] |