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配管の肉厚測定は超音波肉厚計が有れば誰にでもできます 肉厚計の原理は至って簡単で、超音波を発信し、それが返ってくるまでの時間を計測することで肉厚が分かるものです。 音速は材質毎に知られており、鋼管と銅管では違います。 それらは測定前に簡単な設定を行うことで異なる材質の肉厚測定を可能としてくれます。 肉厚計の原理はこちらを参照ください。 ■ 肉厚計は購入しなくともレンタル会社から借りる方法があります。 一度切りの測定ではこの方が断然お得です。カプラントといってグリース状の液体が付いていることも確認して下さい。 ■ 肉厚計を手に入れたら。 測定の対象となる配管または板(鋼板など)にカプラントを塗ります。 次に、肉厚計のセンサーを測定したい管の側面に押し当てるのですが、カプラントの厚みが出ないようにグリグリと押しつけていくと 表示される厚みが少しずつ減っていき、ある厚みで収束します。そこが求める厚みです。 ■ さて、その厚みが分かった時点で、元の厚みから比較して残存寿命を算出します。 例えば10mmあったものが10年で5mmになっていたとすれば、あと10年で厚みはゼロということになります。 考え方はそうですが、実際SGP白ガス管では、ネジが切ってある箇所におけるネジ谷の部分の厚みに注目し、 そこに到達するまで何年、といった計算をします。 また、一箇所のみの測定では信頼性に欠けるため、当社では配管測定の場合、円周方向に8分割し、 さらにそれを四周、計32点の測定をして一箇所としています。(下図は肉厚分析表です。クリックすると別窓拡大表示します) この表では測定結果をわかりやすく円グラフとデータでまとめています。 また、配管の写真を掲示することで、外観からの劣化度合いが見て取れます。 その他注意すべき点としては、保温材は剥がす必要がありますので、復旧の用意をしておいて下さい。 以前は塗装を剥がしていましたが、配管のためには良くないし、かといってペンキで塗り直すわけにもいかないので、 ペンキの厚み分を測定値から差し引くという手もあります。 熱い蒸気管などの測定には高温用のセンサーが必要ですが、人間が測定することも考えると、なるべくボイラが停止している時にやる のが良いでしょう。また、ネジ部、エルボ、継ぎ手部分は測定できません。仮に測定しても元の厚みが不明なため比較ができません。 その他お手伝いできることはいくらかありますので、一人で悩まずにご連絡下さい。 この業務は関東圏以外でも可能です。直接メールでお問い合わせ下さい。 配管の肉厚測定のページへ |