yoonnet.comホーム > 配管二次調査 > X線撮影調査/かんたんにできる鉄筋調査!
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壁貫通や床貫通の下準備として、X線撮影によるコンクリート躯体中の鉄筋の位置、電線管、ケーブル類の有無と位置を調べる必要があります。当社ではこの調査を、1箇所あたり1時間程で行っています。 ● 作業にあたり確認してほしいことがあります。 (1)壁厚、床厚が30cm以内であること 柱や梁はできません。30cm以上の厚い対象物の場合は、RCレーダーによる鉄筋調査があります。 (2)壁の向こう側にレントゲンフィルムが貼れること 高いビルでは足場や高所作業車が必要なときがあります。土間コンクリートでは作業はできません。 (3)手前に1mほどのスペースがあること 胸のレントゲン同様、照射器と対象物の間に間隔が必要です。 (4)調査箇所数、位置を把握しておくこと 調査箇所には何らかの印をしておいて下さい。特にコアを開ける場合はコアの直径を伝える必要があります。 150φ以下のコア抜きではレントゲンフィルム1枚で可能です。それ以上では2枚〜が必要となります。 フィルムの大きさは約A4版ですので、これに余裕を見たサイズと考えて下さい。 (5)撮影後、フィルムは直ちにレントゲン車の暗室にて現像、観察します 15分後には結果が判明します。 50φなどの小口径コアでは、例え穴開け予定の箇所に鉄筋があったとしても上下左右にずらすことが可能です。 100φ以上の径では最悪位置をずらして再調査ということもあります。 結果が出たらそれを元に調査員が現場の床や壁に印をしていきます。 鉄筋は格子状、鉄管はそれとは関係なく配置され、電線やケーブルは線として現れますのでをそれらが現場にマーキングされます。 ● 調査が済んだら いよいよコア抜きです。これはレントゲン撮影調査班ではなく別の班が行います。 留意点として、撮影調査やコア抜き作業には100V電源が必要ですので支給願います。 注意点1: 壁厚は30cm程度までです。 また壁圧が厚いほど1枚のフィルム(A4版変形)あたりの有効撮影範囲が狭まります。 壁厚は、30cmでは15cm×20cm程度で計画してください。 注意点2: 第三者被爆を避ける為、少なくとも照射時間の数十秒間は半径5メートル以内の立ち入りが制限されます。 壁の向こう側においても人のいないことが必要条件ですので、病院の病室など、その懸念がある区画は十分な注意と計画段階からの検討 が必要です。 注意点3: 一日の作業量は平均すると10枚程度です。しかし同室内で壁・床・壁...という場合は20〜30箇所も可能です。 反対に、PS内作業や天井裏にもぐったり、階が違ったり等、見当が違えば見込み枚以下という場合もあります。 あらかじめ具体数が判れば総コストも簡単にはじけます。 ■ 調査依頼・見積もり依頼は こちらのお問い合わせフォームからどうぞ。(見積り依頼フォームが別窓で開きます)
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